ラベリング、レッテル

アメリカでにいる友人が言ってた事で驚いたのはこれ。


ブルーカラーの扱いが、

異常なほど丁寧なこと。


建設現場で働く人、

配管工、電気工、トラックドライバー。


誰もが当たり前にリスペクトされてた。


ある日、

現場の建築職人と昼飯を一緒に食べた。


汚れた作業着のまま、

近くの店に入ったんだけど、

店員の態度が一切変わらない。


それどころか、


「今日も現場?

暑いだろ。ありがとうな」


って普通に声をかけられてた。


あとで年収を聞いて、

さらに驚いた。


20代前半。

日本円で、年収1200万超。


大学には行ってない。

でも、代わりのいない技術を持ってる。


周りのホワイトカラーも、

彼らを下として扱う空気は一切ない。


会社に戻って、

同僚とこの話になった。


「日本だとさ、

ああいう仕事に対してリスペクトが少ないんだよね」


彼は一瞬だけ不思議そうな顔をして、

こう返した。


「え?でも、

このビルが使えるのも、

あの人たちがいるからだろ?」


続けて、

当たり前みたいに言った。


「使う人がいるなら、

作る人が一番大事だ」


これが共通認識。


でも、日本ではどうか。


作業着の仕事は「大変そう」

現場仕事は「つらい」

大卒は「無難で安心」


そんな空気が、

まだ残ってる。


でも実際に社会を回してるのは誰か。


空調が止まったら?

水が出なかったら?

道路が壊れたら?


真っ先に呼ばれるのは、

ブルーカラーの人たち。


アメリカで見たのは、

職業で人を測らない社会だった。


頭を使う仕事も、体を使う仕事も、

どっちも同じ専門職。


この差を見たとき、

「日本で仕事がしんどい理由」が

少しだけ分かった気がした。


仕事がキツいんじゃない。

仕事に貼られるラベルが、

人を削ってる。


そう感じた瞬間だった。


実は日本ではあまり知られてないけど