台風が通過するようです

 本日日本は全国的に大雨の空模様みたいですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?地元の公立学校の子供たちは警報の為一日自宅待機みたいですね。

 沖縄の方はすでに通過したみたいですが、本土上陸は無いにせよ梅雨前線を刺激しながら南海を通過するみたいですね、伊豆はまだまだこれからが本番みたいです現在11:00ですが。

 本格的に梅雨入りしてまさに梅雨空が続いてますが、同時に台風が日本に来る季節にもなったと言う事で日本近海の太平洋は台風銀座とも呼ばれているそうですよ。太平洋戦争時もアメリが軍はこの時期あまり近寄らなかったとも言われています。そのくらい被害の出る確率が多い台風ですが、一番身近で実害があるのは雨漏りでしょうね。

 雨は上から下に降る(流れる)ものと言う想定で家屋は防水処理されてますから、風が強くて雨が吹き上がったりすると予想もしない場所から漏水することもあります。この時よく慌てて相談の連絡を頂く事もあるんですが、基本的には放置して大丈夫です。と言うか雨が止むまでは何もできませんし、雨風が止めば自然と漏水自体は止まります。あとは2つまえのブログにも書きましたがしっかり乾かしてあげれば良いと思います。

 それから、最近台風直撃のコースになると心配されるのが窓ガラスの養生ですね、雨戸があるお宅は雨戸をしっかり閉めればいいのですが、そうじゃない窓もありますよね、ではなぜ窓が心配されるほど重要なのか。それは窓が破れると屋根が飛ばされるリスクが格段に上がるからです、台風発生時はほとんどが南風です、そして家屋の多くは南側に採光の為窓を設置し北側は窓が少ないというパターンが多いですです。その状況で南側の窓が破れた場合そこから入った南風が逃げ場をなくし天井に内圧負荷をかけ、運悪く上昇気流だった場合そのまま屋根を飛ばしてしまうと言う結果になるのが屋根を飛ばす仕組みです。まぁそれだけ聞くと怖い話ですが、そうは言ってもそんなに簡単に屋根が飛ぶ訳でもありませんがひとまずご注意を。

 軽微な話になると割れたガラスと言うのは中にいる人や物に損害を与えます。割れたガラス片は尖ってる方が飛んで来ると言われています。これに対抗するのに一番手っ取り早いのがカーテンを閉める事それだけで人的損害はほぼ防がれます。その後室内がとっ散らかってしまう事は仕方のない事と思うほかありません。でも、怪我が無くて良かったねと言ってもらえるでしょう。ここ数年の話で言うと養生テープを窓に貼る事で飛散確立を下げると言うのがありましたが、あれは有効です。ただ勘違いしないで欲しいのが割れなくなる訳では無いと言う事です。割れ難くなる、割れた時の被害を抑えるという程度です。

 数年前ですが、台風直撃しますと言う時に、お客さんから連絡がありまして「養生テープを貼った方が良いと思って買いに行ったんだけど、もう売り切れだった。そちらに少しない?」って聞かれたんです。

「〇〇さんのお宅はすでに飛散防止のフィルムが貼ってあるから大丈夫ですよ、どうしても言うなら少し持って行きますけど」って対応したのですが、結局会社にある僅かな養生テープを持って行きました。僕の話より、テレビの話の方が影響が大きいと言うなんか不思議な気持ちになった事がありました。飛散防止のフィルムに関してはHPのどこかhttps://www.wall-direction.com/business#section_157674に書いてあるのでご覧ください。

 長くなりましたが、台風は進路が大まかにわかり対策が可能ですので早め早めに対策を講じて免災減災を心がけましょう。