ちょっといい家に、ちょっといい物を付けた話

季節も9月になりまして、いつの間にか朝夕の陽の長さの変化に少しずつ秋を感じて已まないですが、今日朝早く伊豆半島の尾根を走る道路、伊豆スカイラインを走ると眼下に見下ろす伊豆の国市や沼津三島市の方が国は朝靄でできた雲海を見ることが出来まして、もうそんな時期なんだなぁと思いました。

さて、表題にもありますが

「ちょっと良い家に、ちょっと良い物を付けてきた」訳なですが

このブログを読んでくれてらっしゃる方々皆様にお聞きしたいのですが

お住いの窓回りどんなカーテンが付いていますか?

 ホームセンターや量販店で買ってきたちょっと寸法のあってないカーテンですか?それとも、ブラインドでしょうか?ロールスクリーンを付けている方もいるかもしれませんし、もしかするとただの布を画鋲で止めてるだけって人もいるかも知れませんね。

 時代に関係なく、ユニオンジャックや星条旗をそれにしてる人もいなくはないでしょう。僕は個性や趣味ですから好きにして良いと思いますし。いろんな人のいろんな発想は勉強にすらなります。

 まぁでもしかし、僕らに相談をしにいらっしゃる方にさすがにそういう提案はできませんので、今日は「こういうのがありますよ」って参考に読んでもらえる話になります。

一般的にカーテンと言うものは

こういう窓に横に引き分ける、こう言うのですよね。

カーテンはドレープとレースのダブルで取り付けました。

カーテン厚手の方の生地はドレープと言います。覚えておいて下さいテストに出ますよ。

 カーテンがウェーブしているのは、カーテンレールに吊ってるフックの部分にひだが加工されているために発生するものです。このひだにも種類があって一般的に量販店に売ってるカーテンは1.5倍ひだと呼ばれるもので、オーダーカーテンで作成すると2倍ひだが標準になる事が多いようです。その違いは贅沢に生地を使っているかどうかの違いになるのですが、見た目に大きく違うのがひだひだの間隔で1.5倍よりも2倍の方が間隔が狭く、仕立て上がりがビシッと締まります。逆に1.5倍ひだですと生地によっては弛(たる)んでしまいます。

今回の取り付けたカーテンは、遮光生地を2倍ひだで作成しカーテンのウェーブをいつまでも維持できる形状記憶加工を施したものになります。

 どうです?ちょっと良い物付けた感じでしょ?(笑)

ちなみに、レースはボイル地を2倍ひだで作成しこちらは形状記憶よりも少し緩い仕上げの形態安定の加工施したカーテンになっています。

この加工をする事の良さはカーテンを開けてタッセルで結わいた時その形に勝手に折りたたまれてカッコイイ!って所です。


まぁ、今日は普段目にするカーテンに改めて目を向けて頂く為の回と言う事でカーテンの基本的な話と、ちょっと良いカーテンの話をさせてもらいました。

次回はカーテンでも業界的に「メカ物」と言われる物を紹介します。

サムネになってる窓にはどんな物が付くのかもお楽しみに。